WORKS事業案内

地質調査

精密な調査、原位置試験を行い、
地質・土質に熟知した技術者が対応します。

私たちの地質調査業は専門家の総合力を結集したトータルプロデュースが基本です。特に現地における調査、原位置試験は地質調査全体の結果を左右する重要な役割を担っており、弊社では地質・土質に熟知した技術者および最先端の試験機器により、常に品質・安全を追求しています。そして、得られた結果の報告のみに止まらず、調査計画立案から結果報告、設計・施工に関する留意点、さらには必要に応じて追加調査の提案までを含めた総合的な技術を提供します。

調査ボーリング

調査ボーリング

土質・地質調査は、ボーリングよる調査が一般的です。
調査目的は次のとおりです。
・地質の構成や基礎地盤の深さを調べる
・各種室内土質試験の試料を得るためのサンプリングやボーリング孔を利用する原位置試験の実施
・各種の計器を埋設する孔を提供する
当社では、地質調査とどまらず、その後の設計・解析(円弧すべり解析、地すべり安定解析、圧密沈下計算、有限要素法による解析など)まで行います。是非一度ご相談ください。

サウンディング

オートマチックラムサウンディング

オートマチックラムサウンディングは、スウェーデンで開発された動的コーン貫入試験であり、1974年に日本に導入されました。
この試験は、標準貫入試験の補間調査として利用されてきましたが、近年では宅地地盤調査(杭基礎の根入れ、深度の確認など)にも多く利用されていています。当社でも多くの建築・土木構造物の支持層確認の実績があります。N値との相関も良く「Nd=N」の関係がほぼ成り立っています。

ピエゾドライブコーン

PDCは、地盤の間隙水圧を動的貫入試験によって測定することで、原位置試験のみで地盤の液状化強度の評価を可能とした地盤調査技術です。PDCでは、貫入抵抗値Nd値(換算N値)だけでなく、「打撃時に発生する残留間隙水圧比」、「残留間隙水圧比と細粒分含有率Fcの関係」から1打撃毎の細粒分含有率Fcを推定し、得られたNd値、Fc等から液状化強度を評価します。弊社は「PDCコンソーシアム」に参加しております。詳細はこちらのホームページよりご覧ください。

http://www.pdc-cons.jp/index.html

サウンディング調査一覧
  • 標準貫入試験
  • スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)
  • オートマチックラムサウンディング
  • ポータブルコーン貫入試験
  • 土壌硬度試験
  • 針貫入試験
  • 簡易動的コーン貫入試験
  • 点載荷試験

孔内試験

孔内水平載荷試験(普通載荷-土質用)

地盤の変形特性の把握や、深度方向の物性の変化やばらつきを調べるために用いられています。当社では、孔内水平載荷試験機器について、従来のLLTに変わり、AUTO-LLT2を導入しております。従来に比較して、加圧制御が全自動となっており、より人為的ミスを排除した精度の高い試験が可能です。試験のみのご相談も承っておりますので、ご相談ください。

孔内水平載荷試験(中圧載荷-岩盤用)

こちらは、岩盤用の孔内水平載荷試験器(エラストメーター)です。軟岩~硬質な岩盤まで対応できます。試験のみのご相談も承っておりますので、ご相談ください。

地下水調査

流向流速測定

単孔で地下水の流向流速を捉えることができます。流向流速測定は様々な方法があります。熱量法、テレビ法、など様々な方法に対応できます。

現場透水試験

地盤の透水性を求める試験です。求められるのは透水係数(m/s)です。定常法、非定常法など様々な方法があります。
当社では、現場透水試験にロガーを使用し、より精度の高い地下水位測定を実施しています。

地下水観測孔設置

地下水位を観測または採水するために設置する観測孔です。塩ビ管を利用して設置する場合が多く、孔径も目的に応じて変更できます。

物理探査・検層

高密度表面波探査

高精度表面波探査とは、物理探査の一種であり、地盤のS波構造を、伝播する表面波(レイリー波)の速度を解析することにより求めるものです。S波構造を求めることにより地盤の層構造や強度構造を捉える事ができます。

PS検層

地山の深度方向のP波速度分布、S波速度分布を確認します。検層の方法としては、板叩き法とサスペンション式があります。当社では、どちらにも対応が可能です。結果は、耐震設計や地震動予測など震災対策の地盤調査の一環として利用されるほか、地盤の硬さや亀裂などを定量的に評価することを目的として行われています。

弾性波探査(屈折法)

弾性波探査は、地山状況を弾性波速度(P波速度)から把握できる探査方法です。一般的に100m以上の深い深度まで探査可能です。

動態観測

孔内傾斜計測定

地盤中にφ40mm程度のガイドパイプを設置し、地中の変位を観測する調査です。
主に、トンネルや地下空洞周辺地盤の掘削時挙動、切り取りあるいは自然斜面挙動などの地盤内変位測定のほか、地中連続壁による土留めなどの情報化施工管理に用いられます。

自動観測

様々な観測機器(伸縮計、傾斜計、ひずみ計など)を1つのシステムに集約し、インターネットを介して遠隔地からもデータを確認するシステムです。最近の通信環境の向上により、スマートフォンなどでも確認できるなど、幅広く採用されております。